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アドルフ・ヴェルフリ
2008-06-17 Tue 22:48
画像集(凄すぎてめまいがしそう)


         一例↓
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関心空間より引用↓

アドルフ・ヴェルフリ(1864-1930)
作家、詩人、図案製作家、作曲家。

 スイス、エメンタール州、ボーヴィル生まれ。
人生のうち30年間を精神病院で過ごす。
その間に生み出した膨大な、物語、素描、楽曲は全部で45冊、25000ページにも及ぶ。

 1899年、絵を描き始め、1908年「揺り篭から墓場まで。あるいは祈りから破滅へ、多方面への旅、冒険、突然の災難、狩猟、そして過ちを犯す失われた魂の経験。あるいは、頭のない神の下僕は惨めの極みである。」を、執筆。この物語は1908から1912年まで書き次がれ3000ページにも及ぶ。
 物語は8歳の子供ドゥフィを主人公とする架空冒険旅行で、ドゥフィは《スイス狩猟自然科学探検隊》を引きつれ世界中を旅する。地図・挿絵は750枚。
 1912年にかかれた二作目「地理と代数の本」(一見まともだがまともじゃない。)には、第一作で作り上げたロードマップ上に《聖アドルフ巨大王国建設》が現れ、さらに宇宙に巨大衛星を打ち上げ、《巨大旅行アバンギャルド》とともに星から星へ宇宙を遍歴する。ヴェルフリはこの頃から自分自身を《聖アドルフ二世》と命名するにいたり、物語の中では新たな最大数値《ツォーン》(ドイツ語で怒りの意)の構想、何ページにもわたる利息計算書がかかれ、音楽絵画の大構想にいたる。
 1916-1928の間、ヴェルフリは12000ページを費やし自分の王国を祝福する楽曲、ポルカ、マズルカ、リートを、雑誌のコラージュとともに作り続ける。
 病院では、自分が作曲した自らを称える歌をトランペットで吹き鳴らしながら絵を描くヴェルフリの姿が見られたという。

 フウ。彼の作品は、絵画と物語、楽譜が一枚の紙のうちに複雑な編み物のように織り上げられた作品である。中世のイコンかミニアチュール、曼荼羅を髣髴とさせるような圧倒的ヴィジョン。
 スケールのあまりにもでかすぎる絵物語を、コラージュをまじえ生涯作り続けたという点ではヘンリー・ダーガーにも共通する点がある。私の友人も、一時ヘンリー・ダーガーを研究しようとしたものの、20000ページという莫大な量の日記(しかも、判読困難)におののき、研究するのをあきらめてしまったのでした。

 以前見た、「聖アドルフ二世を称える歌」?が圧倒的に迫力のある素晴らしい作品だったのだが、持っている画集には入ってなくて、残念。25000ページじゃなあ。

 ヴェルフリは生前から認められていて、コレクターもおり、アールブリュットを提唱した、ジャン・デュヴュッフェを初めとするシュルレアリスト達にも影響を与えている。
 日本では、アール・ブリュットというと、ヘンリー・ダーガーが圧倒的に知名度が高いが、ヴェルフリもいい。しかし、誇大妄想狂系のアーティスト達の作品は、いちいち数字がでかい。

 ヴェルフリの生涯については、下の本に詳しい。
『愚者の機械学』 種村李弘 著  青土社

http://www.inmostra.net/ccs/wolfli/...



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